昨日は地元のフリーマーケットに出店してきました。 

carlos552007-05-07

当たり前ですが、私が出店するんですから、ところどころにブラジル色を出してみました。ハワイアナスプロポリスミサンガを持っていって、皆さんにアピールしてみました!!
今回は多摩川競艇場でのフリマなので、屋根付は助かりました。
フリマのいいところは、気軽な場所で直接お客さんの声が聞けるので、商品開発や販売をするときに役に立つ情報が聞けたりします。
今回のフリマでけっこうびっくりしたのが、小学生位の女子がミサンガを知っていたことです。
ブラジルでは、Lembranca do Nosso Senhor do Bonfimと書かれてある、リボンを腕に巻くと願いがかなうと言われています。
    「さて、じゃ、そのリボンに書かれた言葉の意味はなんだろう??」

ブラジルのバイア地方にある教会でボンフィン教会というのがあります。その教会に祭られているのが、セニョル・ド・ボンフィンです。ボンフィンのイメージは1745年にポルトガルから、ブラジルのバイア地方に伝わってきました。その後、1754年には教会が完成して、そこに祀られるようになりました。
ボンフィンには病気を治したり、健康をあたえたりするという言い伝えがたくさんあるために、教会に多くの人が集まってくるようになって、今ではバイア地方では一番有名な教会といえるんではないでしょうか。
今なお、多くの人が教会でお祈りをしたり、年間行事に参加したりして、セニョール・ド・ボンフィンに感謝の言葉を届けています。
そんな教会の周りには多くの、出店が出ているんです。お土産屋さんですね!!
そのお土産屋さんで売られているのが、ミサンガです。Lembranca do Nosso Senhor do Bonfimを直訳すると、
     「ボンフィンのお土産」 
・・・・・・
ちょっと間抜けな感じだな・・・って思っちゃダメですよ!!
すごいのはココからです!

そのテープは当初、「medidas」(直訳=長さ)と呼ばれていました。これはボンフィンの右腕の長さに切られていたからです。テープには金色で天使が刻まれていて、首からコインをつるすために使われていました。
そのコインというのが、大事な願いをかなえるときに、交換として使われていたものなんです。

   ん!願いをかなえる!

そのコインの代わりが現代のミサンガだと言われています。
結んだミサンガが切れたら、願いがかなうという言い伝えの始まりです!!